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京都の和菓子の心意気
京都の和菓子の心意気

先月、京都の友人と彼女と3人で京都で遊びました。友人がお菓子の会社に勤めていることもあって和菓子巡りをしました。巡ったというほどの数ではないのですが、今回「然花抄院」、「虎屋」、「俵屋吉富」の3つに行ってきました。

 

ここで自分が感じたそれぞれの印象を話したいと思います。

 

「然花抄院」

新 しいところらしく、そのため和菓子という伝統的なものに対し、フレッシュさと負けん気の強さで挑むような、そんな並々ならぬ力強さを感じました。その強さ は特にパッケージにおいて目立ってましたね〜。しかし、このお店は「京都の人向け」というよりは「京都へ来た人向け」という印象でまだ京都という土地には 馴染んでおらず、またお店の持つ雰囲気とパッケージや建築などの印象などとがまだひとつになりきれていないかな〜なんて思ったりも。(若輩者がすいませ ん...)とはいえ、この良さ悪さが相まって、若さの感じられるお店であったと言えます。だからこそ、今後の期待も高いお店ですね。

 

「虎屋」

パ ワーというよりはもう確固たる地位にある重鎮のような凄みでしたね。パッケージや建築だけに留まらず(まぁ、どちらも有名なデザイナー、建築家が手がけて いるし)カフェのお茶の点て具合や店の雰囲気どれをとっても申し分無かった。そのせいか、彼女は気疲れを少ししてしまったし。(大げさかもしれないけど...

 

「俵屋吉富」

喫 茶のほうには入らなかったけど、ここはまた確立された和菓子店と言う雰囲気がありましたね。ここまで来ると、京都の和菓子店って優劣付けられないなって正 直思いました。ここの和菓子は小さくて可愛らしく、かつ細やかなお菓子が目をひきました。そういうお菓子としての細やかさが印象的で親近感が湧きやすいと ころでした。

 

  以上の3つのお店を巡っただけでも和菓子を通じての京都がもつ「心意気」を存分に感じることができました。そして、和菓子会社ごとの持つ「心意気」によっ て、その 会社は今で言う「ブランディング化」が成されて、そしてその様々な「心意気」集まることで、京都という街全体の「ブランディング化」が成されているのかも しれないな〜などと思いながら、友人が用意しててくれた勤め先のお菓子を片手に帰りました。ちなみにこの友人の勤め先は「然花抄院」をやっている「長崎堂」です。ijichi_kyoto1.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像ijichi_kyoto2.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像


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